# 競合調査を繰り返す、または共同レビューが必要ならSteveを検討する 競合調査を単発・定期・チームに分け、手作業やClaudeで進めた上で、Steveが合う場面を見極めます。 URL: https://www.hiresteve.ai/ja/blog/steve-competitive-intelligence-use-cases 最終更新: 2026-10-12 Steveを最も検討しやすいのは、競合調査を繰り返す場合や、複数人で結果をレビューする場合です。単純な公開ページの単発確認で、設定や継続性に価値がなければ、まず手作業で始めます。定期実行と共有レビューの利用可否は、評価中にSteveへ確認してください。 3つのシナリオは説明のための例です。実在の顧客ではなく、測定した結果も含みません。自分の仕事にラベルを付けるために使ってください。 | パターン | シナリオ(説明用) | 適否を決めるもの | | --- | --- | --- | | 単発 | 明日の商談前に、営業担当から競合の料金ページの内容を聞かれる | 今日の本文だけで足りるか、以前の版との比較が必要か | | 定期 | 同じ3つの料金ページとリリースノートを、毎週月曜に確認する | 担当者が不在でも、代わりに確認する人が決まっているか | | チーム | 3人で1枚のバトルカードを最新に保ち、ある主張について意見が分かれる | 1つの版に決まり、誰が決めたかを見られるか | ## 単純な公開ページの単発確認は、チャットで進める まずページを開きます。長いページなら本文をClaudeのチャットに貼り付け、営業担当から聞かれた狭い問いをそのまま尋ねてください。どのプランにその機能が含まれるか、明記された上限はいくつか、営業担当の記憶とページの記述が食い違っていないか、といった聞き方です。Claudeが引用した箇所は、営業担当に伝える前に原文で開いて確かめます。 競合ページの中で、問いに答えている文を指せれば、その確認は成功です。この2コピー方式では、取得できない過去の版と現在のページを比較できません。保存済みのコピーか、日付が明確で信頼できるアーカイブを渡します。どちらもなければ、変更内容を断定してはいけません。同じ問いが再び来そうなら、ページ本文を今日の日付と一緒に保存しておきます。2つのコピーで比較する手順は[競合ページの変更を証明する方法](/ja/blog/competitor-page-changes)で説明しています。 ## 定期確認には代替担当が必要 手動の週次確認は、担当者が不在で代替担当も決まっていないと、止まることがあります。その間にプランが変われば、後になって気づく可能性があります。手動の方法を安定させるには、比較対象となる前回の版のコピーと、行われなかった確認の記録を残します。 競合リスト、対象ページ、前回のコピーを1か所にまとめるために、Claudeのプロジェクトで運用します。設定の手順は[ClaudeのプロジェクトをPMM業務向けに設定する方法](/ja/blog/claude-project-setup)で一度だけ確認すれば足ります。毎週月曜に、各ページの保存済みコピーと現在の本文をClaudeに渡し、異なる箇所を挙げてもらいます。挙がった差分は、2つのファイルと自分で照合してください。役に立つ結果は、変わった箇所の短い一覧です。ページ全体の要約が返ってきたら、問いが広すぎます。開けなかったページは「変更なし」ではなく「未確認」として記録します。 クラウド上で定期確認を行うなら、有料プランのCowork定期タスクを使い、タスクから読める情報源を渡します。ローカルのファイルやアプリが必要なタスクはローカルで実行され、対応するPCへのアクセスが必要です。Anthropicの[Cowork入門ガイド](https://support.claude.com/ja/articles/13345190-claude-coworkを始める)(2026年10月12日確認)は、有料のPro、Max、Team、Enterpriseプランでのクラウド定期実行を説明し、対応状況はプラットフォームによって異なるとしています。無料プランまたは通常のチャットでは、この週次確認は手動で行います。 対象ページの更新に追いつける競合セットであれば、まず手動の運用から始めることを勧めます。習慣を続けるための週1回のメモと、確認漏れが繰り返されたときにツールを検討する判断は、[ひとりで競合分析を続ける体制](/ja/blog/solo-competitive-intelligence)で説明しています。競合の社数だけでは、その判断はできません。 ## チームには、1つの版と、決定の記録が必要 チームで起こりうる失敗の一つは、別々のコピーを並行して編集することです。その場合、営業担当者に合意済みの最新版ではなく、最後に送られたコピーが届くことがあります。カードに載せる内容は[営業が実際に使うバトルカード](/ja/blog/battlecards-sales-actually-uses)で、営業担当からの指摘の確かめ方は[営業の指摘からバトルカードを直す方法](/ja/blog/battlecard-feedback)で扱っています。 Anthropicの[プロジェクトの公開範囲と共有のガイド](https://support.claude.com/ja/articles/9519189-プロジェクトの可視性と共有を管理する)(2026年10月12日確認)では、共有はTeamとEnterpriseプランで利用でき、権限は「表示可能」と「編集可能」の2種類とされています。Pro、Max、無料プランで、チームのメンバーがカードを編集する必要がある場合は、別の共有文書を使います。編集者を1人に決めた小さなチームなら、その方法で進められます。利用する文書の履歴機能や承認機能で、チームに必要な記録を残せるか確認してください。必要な記録を残せない場合は、短い変更記録を併記してください。 ## ツールを検討する前に、自分の仕事を分類する 小さな会社のプロダクトマーケターは、3つのパターンを同時に抱えていることがあります。説明のための例として、火曜の商談前確認、月曜の同じページの巡回、カードを最新にしてほしい2人の営業担当を挙げておきます。ツールを評価する対象は、失敗し続けているパターンです。 - 先月行った競合の確認をすべて書き出し、単発・定期・チームのどれかを付ける - 定期の確認ごとに、飛ばした週の数と、その週に何が変わったかを記録する - 共有しているカードや文書ごとに、意見が分かれた主張を誰が決め、その決定をどこに残しているかを書く - いちばん時間を取られているパターンを1つ選び、そのパターンに限ってツールを評価する 商談前の確認は問題なく、月曜の巡回だけが途切れるなら、監視の用途でツールを評価し、単発の作業は手作業のままにします。パターンごとの継続的な費用の比較は[競合インテリジェンスの内製と導入の比較](/ja/blog/build-vs-buy-competitive-intelligence)に、契約前に試す項目は[競合インテリジェンスツールの評価チェックリスト](/ja/blog/competitive-intelligence-pilot)にまとめています。 ## 評価中にSteveへ確認すること Steveの[製品ページ](/ja/products/research)では、Win/Lossアンケートを自動で配信し分析するとしています。競合の追跡周期、定期レポート、バトルカードの更新が自社でどう動くか、またご利用のプランで使えるかは、Steveに確認してください。対応する自社運用の出力は、[競合ダイジェストの書き方](/ja/blog/competitor-digest)と[受注・失注分析の進め方](/ja/blog/win-loss-analysis-without-a-research-team)で確認できます。 チームのパターンでは、共有バトルカードが公開前にどうレビューされるか、誰が変更を承認したかを記録でどう確認できるかを尋ねます。 **Steveが合う可能性のある場面** - 競合ページの定期的な監視。実行周期と権限を確認する - レビュー工程を伴う共有バトルカードの更新。変更のレビューと公開のされ方を確認する - Win/Lossアンケートの配信と分析。プラン権限を確認する **注意して試す場面** - 継続性に価値がない、単純な公開ページの単発確認 - レビューの必要がない1人のチーム。2人目のレビュー担当者がいなければ、承認工程が作業を増やす - アクセスが制限されたページは、どのツールでも確認できない場合があるため、その情報源は「未確認」と記録する [料金ページ](/ja/pricing)は、金額の一覧を載せず、個別見積もりの問い合わせを受けるフォームです。定期的な情報収集や共同レビューが負担になっているなら、[Steveの競合リサーチ](/ja/products/research)で現在の利用可否を確認します。Steveが競合候補を提案したり主張を検証したりする場合でも、競合の対象範囲と文言の承認は自社が責任を持ち、根拠を確認してください。 ## よくある質問 ### 商談前に競合を1回確認するだけの用途に、Steveは役立ちますか? 単純な公開ページの確認で、継続的な比較が不要なら、まず手作業で始めます。 ### 有料プランなしで、Claudeに競合チェックを定期実行させられますか? 現時点ではできません。定期実行はClaude Coworkの機能で、2026年10月12日に確認したAnthropicのガイドでは、Coworkは有料のPro、Max、Team、Enterpriseプランで利用できます。無料プランでは、週次の確認は手動で行います。 ### 競合の社数でツールの要否は決まりますか? 決まりません。確認漏れ、未レビューの変更、共有資料を最新に保つ作業量などが判断材料です。例えば、変化の多い少数の競合は、安定したより多くの競合よりも作業を要することがあります。