# 競合ページの変更は、日付付きの2つのコピーとメモで証明する 競合サイトのページが変わったかを確認し、日付付きの変更前後のコピーで何が変わったかを示し、証拠として残す方法。ブラウザーとClaudeだけで進められます。 URL: https://www.hiresteve.ai/ja/blog/competitor-page-changes 最終更新: 2026-10-12 競合ページが変わったことの証明は、同じ箇所の日付付きコピー2つと、何が違うかを書いた短いメモです。今日その箇所のコピーを保存し、変更が疑われる日にもう一度保存し、Claudeに2つを比べてもらい、実際のページで一件ずつ確認してから共有します。予定どおりにすべての取得と情報源の再確認を終えられる間は、手作業で進めます。 [data-x.jpの「競合他社のWebサイト更新を自動検知する方法4選」](https://data-x.jp/blog/webchangenotice/)(2026年9月16日閲覧)のような記事は、監視ツールを中心に説明しています。このレッスンでは、ツールの画面に依存せず、自分で保管できる日付付きの変更前後のコピーを作ります。 ## 重要な箇所を、日付付きで保存する 箇所を一つ選びます。料金表、プランごとの上限一覧、連携先の一覧、ポジショニングページの見出しと最初の段落などです。ページ全体をコピーすると、ナビゲーション、フッター、ブログの新着枠が本来の変更を埋もれさせます。 **ログアウト状態でページを開く** 見込み客と同じ表示を見るために、プライベートウィンドウを使います。URLは表示されているとおりに控えてください。確認:地域やプランを示すパラメーターまで含めて、メモのURLがアドレスバーと一致していること。 **該当箇所をプレーンテキストでコピーする** 競合名・ページ・日付を含む名前のテキストファイルに貼り付けます(例:`acme-pricing-2026-09-14.txt`)。確認:ファイル内の価格とプラン名が画面と一致していること。動的に描画されるページでは表のセルが抜けることがあるので、該当行を手で打ち直し、メモにその旨を書きます。 **同じ日付でページ全体のスクリーンショットを撮る** テキストファイルと同じ名前で、同じ場所に保存します。確認:該当箇所の全体とアドレスバーが写っていること。URLの写っていない画像は、後からページと結び付けられません。 **取得内容をメモに追加する** 1回の取得につき1行。タイムゾーン付きの日時、URL、箇所、ファイル名、打ち直した部分を書きます。確認:その1行だけで、他の人がファイルを探せること。 今日の時点で以前のコピーがなければ、今回の取得が基準になり、最初の本当の比較は次回です。公開ページであれば、Internet Archiveの[Wayback Machine](https://web.archive.org/)に過去の日付付き記録が残っていることがあります。見つかった場合は、その記録のURLと日時を「変更前」として保存し、基準がアーカイブ由来であることをメモに書いてください。 ## 2つのコピーをClaudeに渡し、何が変わったかを聞く 2つのテキストファイルをそれぞれの日付を付けて一つのチャットに貼り付け、内容の変更点を文章で挙げてもらいます。コピーは自分で渡してください。Claudeがチャット中に取得したページは手元に残る記録ではなく、自分で選んだ日付も付かず、ログアウト状態の訪問者が見た表示と一致しない可能性があります。比較をClaudeに任せる価値はあります。長い料金表が2つ並ぶと、言い換えられた一行を目で見落としやすいからです。 同じ競合を繰り返し確認するなら、その競合用に用意したClaudeのプロジェクト内で作業します。指示とファイルの用意は[プロジェクト設定のレッスン](/ja/blog/claude-project-setup)で説明しています。Anthropicの[チャット検索とメモリのガイド](https://support.claude.com/ja/articles/11817273-claude%E3%81%AE%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%92%E4%BD%BF%E7%94%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E4%BB%A5%E5%89%8D%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%AD%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%84%E3%81%A6%E6%A7%8B%E7%AF%89%E3%81%99%E3%82%8B)(2026年9月16日閲覧)によると、有効な場合は以前の文脈を取得できます。ただし、以前のページをメモリだけに頼らないでください。比較と監査の証拠は日付付きのコピーです。保存するたびにプロジェクトのナレッジへ追加するか、新しいチャットに古いコピーと新しいコピーを貼り付けてください。 依頼の文言で回答の質が変わります。行単位の差分ではなく内容の変更を文章で求め、判断に迷う点は迷っていると言うように頼みます。 ```prompt 以下は、[競合名]の[ページ名]の同じ箇所を、[日付A]と[日付B]に取得した2つのコピーです。内容の変更点を文章で挙げてください。対象は、価格、プランの上限、追加または削除された機能、掲載された顧客名や連携先、主張の変更です。空白、書式、ナビゲーション、レイアウトの違いは無視してください。変更ごとに、変更前と変更後の文言をそのまま引用してください。変わったのか位置が移動しただけなのか判断できない場合は、推測せずにそう書いてください。 ``` 良い回答は、変更ごとに両方の文言を引用し、2つのファイルにないことを述べません。悪い回答は、ページを一般的に説明したり、変更の理由を勝手に考えたり、同じ文が別の位置にあるだけのものを変更として報告したりします。引用をファイルと照合してから受け入れてください。 ## 実際のページで確認し、メモに書く Claudeが読んだのは2つのテキストファイルで、ページそのものは見ていません。実際のページをもう一度開き、挙げられた変更を一件ずつ探して、変更ごとに1行ずつメモに追加します。 参照資料:変更記録1件の項目 | 項目 | 書く内容 | | --- | --- | | 変更前 | 以前の正確な文言と、その取得日 | | 変更後 | 現在の正確な文言と、その取得日 | | 実ページで確認 | 変更後の文言を実際のページで見た日付 | | 実質的な変更か | はい/いいえと、一行の理由 | | ファイル | 2つのテキストコピーと2つのスクリーンショット | | 未確認事項 | 地域限定の価格など、確認できなかったこと | 実際のページで見つけられなかった変更は、記録に入れません。コピーの取りこぼし、地域による表示の違い、取得から確認までの間にページがまた変わった、といったことはよく起こります。どれが疑わしいかを書き、次回もう一度確認してください。 ## 実質的な変更かどうかを判断する 実質的な変更とは、営業に伝える内容や、競合について主張していることが変わる変更です。価格やプランの上限、機能の追加や削除、新しい顧客名や連携先、自社のバトルカードと矛盾するポジショニングの主張がこれにあたります。文の言い換え、セクションの移動、フッターのリンク追加、新着枠の新しいブログ記事など、意味が変わらない編集は実質的ではありません。どちらも記録しますが、先に伝える必要があるのは実質的な変更だけです。 **違いが明らかなら、Claudeを使わない** 箇所が短い場合や、見ている行が最初から決まっている場合は、2つのコピーを並べて読むほうが、依頼を書いて回答を照合するより速く済みます。Claudeを使うのは、言い換えられた一項目を見落とすほど箇所が長いときや、変更前後の文言を他の人に引用して渡す必要があるときです。 実質的な変更がバトルカードの主張に影響するなら、その主張の行の根拠になります。行の残し方は[主張の台帳のレッスン](/ja/blog/competitive-claim-ledger)で扱います。そもそもどのページを見るかを決める作業は、[競合調査計画](/ja/blog/competitive-research-plan)の範囲です。 ## 次回の「変更前」が残るように、コピーを保管する 競合ごとにフォルダーを一つ、ファイル名はページと日付、メモはフォルダーの直下に置きます。今日保存したコピーが次回の「変更前」になるので、何も削除しません。プロジェクトを使う場合は、正確な履歴を残すため、テキストコピーを保存するたびにナレッジへ追加します。メモリやチャット検索が有効なら過去の文脈を取得できる場合がありますが、日付付きのコピーの代わりにはなりません。スクリーンショットは人が見るためのもので、Claudeが比べるのはテキストのコピーです。 確認の頻度は、そのページの重要度で決めます。たとえば、更新時期を控えた料金ページは2週間に1回、採用ページはそれより少ない頻度で確認できます。これは例示であり、普遍的な基準ではありません。頻度をメモに書いておくと、確認の抜けが見えるようになります。 ## 継続的な確認を手作業で維持しにくくなるとき 一つの主張を一度だけ確かめる単発の確認は、手作業のままで十分です。複数の競合の複数ページを毎週確認すると、継続的な作業が増えます。取得が抜けたり、以前のコピーが古くなったりし、確認の間に起きた変更は次の見直しまで残る可能性があります。費用をかけずに自動のメール通知だけ欲しい場合は、[UptimeRobotの無料の競合監視ページ](https://uptimerobot.com/free-tools/competitive-monitoring/)(英語、2026年9月14日閲覧)が無料枠を案内しています。それでも、証拠の記録と、実質的な変更かどうかの判断は自分の仕事として残ります。 Steveは競合のサイトや料金ページを監視し、そのシグナルをSlackに届けます。実際のページで変更を確かめ、営業に何を伝えるかを決めるのは、引き続き人の仕事です。その段階にあるなら、[Steveの競合リサーチ](/ja/products/research)を確認してください。 ## よくある質問 ### 監視ツールを使わずに、競合ページの変更を確認するには? 以前に保存した日付付きのコピーと、今日保存したコピーを比べます。両方をClaudeに貼り付けて内容の変更点を文章で挙げてもらい、一件ずつ実際のページで確かめてください。証拠になるのは2つの日付付きコピーで、比較結果はその読み取りにすぎません。 ### 以前のコピーがない場合はどうしますか? 今日のコピーを保存し、次回の比較の基準にします。公開ページであれば、Internet ArchiveのWayback Machineに日付付きの過去の記録が残っていることがあります。見つかれば、その記録のURLと日時を「変更前」として引用してください。 ### 新しいチャットでも、Claudeは先月のコピーを覚えていますか? 以前のページをClaudeの記憶だけに頼らないでください。メモリやチャット検索が有効なら過去の文脈を取得できる場合がありますが、比較と監査の証拠は日付付きのコピーです。プロジェクトのナレッジに保存するか、新しいチャットに貼り付けてください。 ### スクリーンショットだけで証拠になりますか? 日付付きのスクリーンショットはページの見た目を証明し、テキストのコピーは変更前後の正確な文言を引用できるようにします。重要な変更では両方を残してください。Claudeに渡して比較させるのは、テキストのコピーです。